下のグラフを見ると分かるように、人は視覚でうけた印象で相手の性質や性格を判断しています。つまり、会話の情報よりも見た目や口調その人の持つ雰囲気の情報がより重要な事がわかります。
私たちは、コミュニケーションを図るときに会話を重要視していますが、それよりも大切なのは、非言語コミュニケーションなのです。話の内容はたったの7%しか印象に残りません。
見た目の誠実さだったり、どう伝えるか、どんな態度で接するかが相手の満足度に繋がると言えます。
≪非言語≫とは?
服装、髪型、表情、視線、身振り、姿勢、声の大きさ・トーン・抑揚といった声の出し方など・・・。
①服装(身だしなみ)は、相手に好印象を持たれるような清潔感があるもの、自分に似合う装い、そのシチュエーションにあっていること。
②髪型は、どのような髪型であっても、まずはきちんと整えましょう。
業種、業界によっては、それぞれの基準の髪型があるでしょう。
③表情は、明るく、笑顔であること。視線は、そらさずに相手の目を見ること。身振り手振りも加えると更に伝わりやすくなります。
④挨拶の声の高さは、高すぎず、低すぎず、はきはきと話す、声量やスピードも意識し、抑揚をつけて感情を込めて話しましょう。
第一印象は「最初の3~5秒」で決まると言われています。人は話す前から視覚的に受けた印象で相手の人柄を判断してしまいます。最初の印象が悪いと、印象回復には40時間もかかり、回復しようとするのは至難の技です。
「第一印象が大切」とよく言われますが、まさにその通りだと思います。日々たくさんの人と接する機会がありますので、以上のポイントを意識し実践することで、好感度アップにも繋がるのではないでしょうか。